1970年にユダヤ教からロシア正教に改宗したナタナエル・カプナー修道士(Br. Nathanael Kapner)の話によると(もちろん、真の聖伝カトリックへの改宗を祈る!)、勃発の可能性が未だに存在するシリア戦は、もう一つのシオニスト・ユダヤ人の為の戦争だそうです。主要マスコミが失業を恐れて決して言及しようとしない『シオニスト・ユダヤ人による米国及び国連(軍)を用いた大イスラエル建国』、言い換えれば、『世界統一共産国家という反キリスト王国』が現実に建国中である事を我々は知るべきだと思います。シリア政府軍による国民に対する化学兵器使用の証拠は何処にあるのか?『政府軍が国民に対して化学兵器を使用したことは疑う余地がない。それは常識から分る事である . . . 』と、似非カトリック教徒であるケリー氏は断言していますが、一切の証拠を提示していません。ですから騙されてはいけません。これが洗脳というものなのです。何か分ったような気がする事で、教えられた事が事実だと信じてしまう心理です。
因みに、やや脱線しますが、セデヴァカンティズムに対する誤解と偏見も、この様な根拠なき断言によって引き起こされるのです。つまり『「公の/明らかな異端者が教皇であり得る」のは、神学者共通の見解であり、この見解に反する事はカトリック教徒として賢明ではない。』などという偽りの根拠を用いて断言する事によって生み出されます。私は偽りの根拠と言いましたが、それは何れ本ブログ記事によって立証します。主要な神学者の共通の見解では、『公の/明らかな異端者は、自らがそのメンバーでもない公教会の頭であり得ない。』つまり『公の異端者は教皇であり得ない。』というものです。第二バチカン公会議によって、カトリック教会は本質的な変化を遂げ、全く異質な教会に変質したという事を知りつつ、その非カトリック教会との合意を目指す人々は、自分が何をしているのか全く分っていません。変質を遂げた教会は、カトリック教会ではありません。仮にそれがバチカンを有し、世界中の教会を所有していたとしてもです。変節し得ない真のカトリック教会は、第二バチカン公会議以降、覆い隠されています。
ところでナタナエル・カプナー修道士のビデオの字幕翻訳は時間の関係上省かせて頂きます。一時停止等を利用するなりして字幕を追ってみて下さい:
典拠記事:http://www.novusordowatch.org/wire/index.htm#.UiHCMPSCjIU
追伸、
『1986年の司教聖別式:それはやはり無効である』最終回の掲載は間もなくです。どうかもう少しお待ち下さい。